「職場で住所印が必要になったけど、そもそも住所印が何なのかよく知らない」「アドレス印や親子印は、住所印のこと?」など、住所印について疑問を持っていませんか?
この記事では、住所印の種類や住所印の便利な使い方などについて解説しています。
住所印とは
住所印とは、会社名(氏名)や電話番号、住所といった情報をまとめて押せるスタンプのことで、「アドレス印」や「宛名印」とも呼ばれます。
領収書や請求書、小切手・手形などビジネスシーンで活躍することが多く、社判(会社で用いる印鑑)のひとつに分類されます。
一方で、年賀状など日常生活でも役立つ機会が多く、個人用に購入する人も増えています。
住所印の種類と選び方
住所印には、用途やシーンに合わせていくつか種類があります。
ぜひ、あなたにぴったりの住所印を見つけてください。
印面のタイプ(組み合わせ印・固定印面)
住所印には、一行ごとに印面の入れ替えができる組み合わせ印と、すべての行が固定された固定印面があります。
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組み合わせ印
「親子印」「分割印」とも呼ばれ、「社名を一番上にする」などレイアウトの変更が可能です。
電話番号など情報が変わればその行だけ差し替えたり、必要な行だけを一行印として使用したりできるので、利便性が高く経済的です。
「引っ越しが多いので住所がよく変わる」など、作成後に住所印の情報が変更になる場合は組み合わせ印がおすすめです。
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固定印面
全体のバランスや文字の大きさを見ながら作成できるため、見栄えに気を配りたい方におすすめです。
また、一度作ってしまえば同じ内容を繰り返し押せるため、「電話番号の行をなくしてしまったので押せない…」など、組み合わせ印に起こり得るリスクがありません。
スタンプ台が必要か
住所印は、スタンプ台が必要かどうかでもタイプが分かれます。
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スタンプ台が必要なタイプ
毎回インキを付ける手間はかかりますが、書類や用途に合わせてインキの色を変更できます。
油性の特殊スタンプ台と耐油性の黒ゴム印面があれば、プラスチックや金属にもなつ印できるため、素材の対応範囲は広いと言えるでしょう。
スタンプ台が不要なタイプ(シャチハタ)
本体にインキが内蔵されているため素早く押せますが、色が薄くなった際にはインキの補充が必要です。
スタンプ台につける手間なく、書類にポンポンと押したい方におすすめです。
ビジネスでもプライベートでも!住所印を使うメリット
住所印をうまく活用すれば、作業効率のアップや読みやすい文字になるといったメリットがあります。
日々の生活で役立つことも多いので、住所印を個人的に持っておくのもよいでしょう。
手書き作業が不要になる
きれいな字を書くのが苦手な人にとって、手書き作業はできれば避けたいもの。
住所印があれば、難しい漢字の記入もストレスなく完了します。
- 挨拶状(年賀状など)の作成
作業効率がアップする
氏名や住所、電話番号といった情報をすべて手書きすると、なかなか手間がかかるもの。
作成する書類が多くなるほど、作業にかかる時間もその分かかってしまいます。
そんなときに住所印があれば、ポンと押すだけで効率よく作業をこなせます。
- 子どもの問診表や入園・入学書類への記入
- フリマサイト・アプリでの商品発送準備
ミスを防止できる
手書きの作業には、どうしても書き間違いなどのミスが発生するものです。
住所印を使えば、正しい情報が印面になっているので書き間違いが起きることはありません。
- 領収書や請求書など、信用が求められるビジネス書類への宛名書き
流れを確認!住所印を作ってみよう
「住所印を作ってみたい」という方のために、住所印の作成方法の一例をご紹介します。
①作成する内容を決める
まずは、住所印に入れる内容を決めましょう。
用途によって変わりますが、ビジネス用の場合は主に下記の項目が入ります。
- 会社名
- 郵便番号、住所
- 電話番号、FAX番号
- 氏名
- メールアドレス
②住所印の行数(レイアウト)やタイプを決める
次に、住所印の行数を決めましょう。
住所印.NETの住所印は、最大5行(5段)まで作成可能です。
レイアウトはタテ・ヨコから選べるうえ、「名前を大きめにしたい」といった指定もできます。
併せて、住所印のタイプも選びましょう。
作成後に住所印の情報が変わる可能性や、一行印として使用する場合は組み合わせ印がおすすめです。
③書体を確認して、注文へ
住所印は書体によって印象が変わります。
最も一般的なのは丁寧な印象を与える楷書体ですが、伝統的で権威ある雰囲気を出したい場合は明朝体がよいでしょう。
文字が小さくなる場合は、他の書体に比べて見やすいゴシック体がおすすめです。
書体も決まれば、あとは住所印を注文するだけ!
ぜひ自分だけの住所印を手に入れてください。